冬場にかかりやすい病気
泌尿器の疾患
泌尿器系の病気の中でも、この季節に多いのが「膀胱炎」です。特に、膀胱や尿道、尿管などに結石ができることに起因するものが多くなります。
寒くなると、お水を飲む量が減るため、おしっこの量が減ります。
そのため、結石ができやすくなったり、細菌が感染しやすくなったりすることにより、「泌尿器系の病気」にかかりやすくなります。
泌尿器系の病気は、おしっこをよく観察することで、早めに発見することができます。
「膀胱炎」になると、おしっこの回数が増え、一回の量が減ります。病気が進行してくると、血尿になり、褐色から、ひどい場合は真っ赤なおしっこがでることもあります。
男の子の場合、結石が尿道につまってしまうと、おしっこが出なくなってしまいます。そのまま放っておくと、命に関わりますので、おしっこをちゃんとしているかどうかは、毎日確認してあげてください。
定期的な尿検査も、病気の早期発見に役立ちます。
おしっこの量が増える病気も多いので、おしっこの量や回数・色は、健康のバロメーターとして、毎日観察してくださいね。
呼吸器の疾患
空気が乾燥する冬場になると、呼吸器系の病気にかかりやすくなります。
特に、ウイルス感染により、鼻炎・喉頭炎になり、重篤な場合は、気管・気管支・肺炎に派生することもあります。
猫ちゃんのいわゆる「猫風邪」や、わんちゃんの「ケンネル コフ」と言われる病気が、ウイルス性の呼吸器感染症です。
発見のポイント
くしゃみ・鼻水・目やに・咳などをしていないか。
呼吸器系の感染症の場合、人の風邪のような症状が現れます。
咳については、心臓の病気でも起こります。運動した後や、興奮した時に咳をするようになったら、早目に病院へ連れてきてください。
ご飯を食べにくそうにしていないか。
特に猫ちゃんの場合、呼吸器系の感染症に罹ると、口内炎を併発することが多くあります。
食欲はあるけど、ご飯を食べにくそうにしているとか、お口の中にご飯が入ると痛そうにする、、などの症状が見られたら、要注意です。
口内炎は、「猫エイズウイルス」や「猫白血病ウイルス」に感染しても起こることがあります。
予防方法は?
ワクチンをきちんと接種してあげてください。
仔犬・子猫の時だけで、終わっていませんか? 毎年、追加接種が必要です。
ワクチンを接種するだけで、恐ろしい病気から身を守れますし、感染してしまった場合も、軽い症状で済みます。
この機会に、今一度ワクチンの重要性を見直してください。
感染している可能性のある動物との接触を控えてください。
一見、健康そうに見えても、体の中にウイルスを持っている場合があります。
ワクチンをきちんと接種していることがわかっていない動物との接触は、できる限り控えた方がよいと思います。
これは、ウイルス感染を予防するだけではありません。お腹の寄生虫やノミなども、しっかり予防していないと、感染することがあります。
猫ちゃんの場合は、上述の「猫エイズウイルス」と「猫白血病ウイルス」は 、猫ちゃん同士の接触でうつります。「猫エイズウイルス」には、ワクチンがありません。外出させないようにすることが大切です。
人間に感染する病気も多いので、家族(人間も含めて)の身を守るためにも、予防をしっかりしましょう!!
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